和歌山の山あいにある湯の峰温泉は、にぎやかな観光地というより、静かに湯と向き合える温泉地です。
世界遺産「つぼ湯」で知られていますが、この町の魅力はそれだけではありません。宿ごとに湯の個性があり、貸切風呂でゆっくり過ごせる宿や、老舗らしい風情を味わえる宿、手ごろな価格で名湯を楽しめる宿まで、選び方にも旅の個性が出ます。
この記事では、湯の峰温泉でおすすめしたいホテル・旅館をレビュー数順に5軒厳選しました。
「観光を詰め込みすぎず、いい温泉に入って、おいしいものを食べて、静かに休みたい」――そんな旅をしたい人に向けて、それぞれの宿の魅力をわかりやすく紹介します。
湯の峰温泉でおすすめのホテル・旅館5選をレビュー数順で紹介。湯の峯荘、民宿あづまや荘、旅館あづまや、よしのや旅館、民宿くらやを比較し、温泉の特徴や口コミ傾向、ひとり旅向きの宿選びまでわかりやすく解説します。
【湯の峰温泉おすすめホテル・旅館5選】レビュー数順で選ぶ、静かに湯へこもる宿案内
和歌山・湯の峰温泉は、開湯約1800年の歴史を持つ日本最古とされる温泉地です。
なかでも「つぼ湯」は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されている、世界でも珍しい“入浴できる世界遺産”として知られています。
今回は、そんな湯の峰温泉で泊まりたい宿を、楽天トラベルのレビュー件数を基準に5軒厳選しました。
「観光を詰め込む旅」よりも、「静かに浸かって、食べて、休む旅」をしたい人に向く顔ぶれです。
まずは比較したい早見表
| 宿 | レビュー数 | 温泉の強み | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 湯の峰温泉 湯の峯荘 | 515件 | 無料の貸切家族風呂、大きな露天風呂、循環なしの湯 | まずは王道の一軒に泊まりたい人 |
| 民宿あづまや荘 | 173件 | 自家源泉に加え、条件付きで旅館あづまやの温泉も利用可 | 予算を抑えつつ湯を重視したい人 |
| 旅館あづまや <和歌山県> | 138件 | 90度以上の源泉を生かした5つの湯、むしぶろあり | 老舗らしい格と体験の濃さを求める人 |
| よしのや旅館 <和歌山県> | 87件 | 貸切露天風呂、内湯・露天ともに源泉かけ流し | ひとりで静かに湯を独占したい人 |
| 民宿くらや | 35件 | 2つの檜風呂を貸切で24時間利用可、全4室 | 小さな宿で温泉街の空気ごと味わいたい人 |
1. 迷ったらここ。湯の峰温泉の王道は「湯の峯荘」
湯の峰温泉で最初に検討したい一軒を挙げるなら、やはり湯の峯荘です。
レビュー件数が5宿の中で頭ひとつ抜けて多く、貸切家族風呂が無料。さらに露天風呂もあり、公式案内では循環なしの湯を楽しめる宿として紹介されています。
この宿の良さは、にぎやかすぎないことです。
温泉街のど真ん中で散策を主役にするより、少し腰を落ち着けて、宿で何度も湯に入る。そんな滞在の流れが自然に作れます。総部屋数は26室で、温泉旅館らしい程よい規模感も魅力です。
口コミでも、温泉と食事への満足度はかなり安定しています。
2026年4月の投稿では、料理と温泉は良かった一方で一部客室設備を気にする声があり、2026年2月の投稿では、古さを残しつつ快適に風情を味わえたことや、部屋食、泉質の良さを高く評価する声が見られました。設備の新しさより、湯と料理を重視する人に向く宿です。

2. 予算を抑えて“湯の質”を取りに行くなら「民宿あづまや荘」
華やかさより、実用性と温泉の良さを優先したいなら、民宿あづまや荘はかなり有力です。
自家源泉を持ち、宿泊者は民宿側の温泉に加えて、休館日などを除けば近くの旅館あづまやの温泉も利用できます。価格を抑えながら湯を楽しみたい人には、とてもわかりやすい強みです。
民宿らしい素朴さがあるので、最新設備を求める人には向きません。
その代わり、昭和レトロな雰囲気や、温泉街に溶け込むような泊まり方が好きな人にはしっくりきます。総部屋数は15室で、必要十分なつくりです。
直近の口コミでも、評価の軸ははっきりしています。
2026年2月の一人利用レビューでは「掛け流しで温泉の質は最高」とされ、2026年3月のレビューでは施設の古さに触れつつも、食事への満足と旅館あづまやの温泉も使えるお得感が好評でした。部屋の新しさより、温泉重視で選ぶなら十分に魅力があります。

3. 歴史と格で選ぶなら「旅館あづまや」が強い
“世界遺産の湯に出会う旅”という言葉が似合うのは、5軒の中では旅館あづまやです。
公式案内では、90度以上で湧き上がる源泉を、槙風呂、さまし湯、むしぶろ、露天風呂、家族風呂の5つで楽しめると案内されています。湯に入る体験そのものの厚みが、他の宿より一段深い印象です。
この宿は、ただ泊まるだけでなく、湯の峰温泉の歴史や風格まで味わいたい人に合います。
老舗らしい空気がありながら、食事でも温泉を取り入れたプランが継続掲載されていて、宿の中でゆっくり完結する旅を描きやすい一軒です。
口コミも、その雰囲気をよく表しています。
2026年3月の投稿では、川向こうの桜が見える部屋、郷土料理、気の利いた接客が印象に残ったという声があり、2026年4月の投稿では、食事の味付けと温泉の肌あたりの良さから「肌がつるつるになった」という感想が寄せられていました。名湯と老舗感の両方を求めるなら、この宿はかなり魅力的です。

4. ひとり時間を濃くしたいなら「よしのや旅館」
ひとりで静かに湯へ向き合いたいなら、よしのや旅館はとても相性がいい宿です。
公式案内では、露天風呂は貸切、内湯・露天ともに源泉かけ流しで、チェックイン後から翌朝まで入浴できるとされています。規模も8室と小さめで、落ち着いた滞在をしやすいのが特徴です。
温泉街との距離感もちょうどよく、つぼ湯や散策と組み合わせても無理がありません。
「観光をたくさん詰める」のではなく、少し歩いて、宿でまた湯に入って、食事をして休む。そんな繰り返しが気持ちよくはまる宿です。
口コミの中身も非常に安定しています。
2026年4月投稿のレビューでは、貸切露天と内湯の泉質、立地、料理のボリュームが高評価。2026年3月の一人旅レビューでは、清掃が行き届いた館内と、源泉かけ流しの内湯・露天に満足したという声が見られました。温泉・お風呂の総合評価が5.00なのも見逃せません。

5. 小さな宿の旅情を味わうなら「民宿くらや」
派手さではなく、温泉街の空気ごと楽しみたい人には、民宿くらやがぴったりです。
全4室の小さな宿で、2つの檜風呂は貸切利用が可能。しかも24時間入浴できるため、時間を気にせず湯に入れるのが大きな魅力です。
つぼ湯や共同浴場に歩いて行きやすい立地も、この宿の良さです。
豪華な館内設備を求める宿ではありませんが、そのぶん温泉街の暮らしに近い距離で泊まれます。静かな一人旅や、熊野古道歩きの前後にしっとり休みたい人には、むしろこの規模感が心地いいはずです。
口コミでも、小さな宿ならではの魅力がよく出ています。
2026年3月の投稿では、角部屋からの景色と料理の満足度が高く、また泊まりたいという声がありました。2025年12月投稿のレビューでは、つぼ湯へ徒歩で行けること、貸切風呂、料理付きの価格感が好評で、一方で音や鍵の使い勝手など小宿ならではの注意点も挙がっています。あらゆる角度から“味のある”と感じ取れる宿です。

結局どこを選ぶべき?
安心感で選ぶなら、まずは湯の峯荘です。
レビュー母数が多く、温泉と食事の評価も安定しているので、「初めての湯の峰温泉で失敗したくない」という人に向いています。
予算重視なら民宿あづまや荘、体験の濃さなら旅館あづまや、ひとり時間の静けさならよしのや旅館、小さな宿の旅情を味わいたいなら民宿くらや。
今回の5軒は、それぞれ方向性がきれいに分かれているので、「何を主役にしたい旅か」を決めると選びやすくなります。
まとめ
湯の峰温泉は、派手な温泉街ではありません。
でもそのぶん、湯の力そのもの、古い温泉地の空気、静かな時間の流れを味わいやすい場所です。つぼ湯や公衆浴場を楽しみつつ、宿では何度も温泉に入り、食事をして、早めに休む。そんな旅がきれいにはまります。
今回の並びで記事化するなら、主役はやはり湯の峯荘。
そこに、予算派の民宿あづまや荘、老舗の旅館あづまや、静かな貸切派のよしのや旅館、小宿の旅情が光る民宿くらやを添えると、読者が自分向きの一軒を選びやすい構成になります。


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